デッドニングで車の質感がワンランク上がります

~デッドニングとは~
デッドニングは、ドアの内側にある空洞部分の密封やドアの鉄板に防振材などを貼り付ける事によって、スピーカーから出る振動や音の散乱を抑える効果があり、車内のスピーカーから出る音質を向上させる効果のあるチュ-ニング作業です。

~デッドニングの必要性~
昨今の自動車は軽量化とコストカットの影響で、ドアの鉄板が薄くなっていたり内張への防音材が省かれていたりと、車内で上質な音楽を楽しむにはとても難しい環境になっています。
まずドアの軽量化ですが、薄くて強い鉄板を使用していますがこの影響で、車外からの雑音が車内に入りやすい状態になってしまっています。この場合、逆の事態も起きており車内の音楽や話し声なども、外に漏れている事になります。また、ドア内部の空洞部分が多いためスピーカーから出る音が集約されず散乱している状態になるため音質が悪くなります。
さらに内張の防音材がコストカットにより省かれている事で、外部からの雑音が車内に侵入してくるため、デッドニングを行う際にはドアだけで無く内張にも防音対策をしなければなりません。
車内で上質な音を聞くには、このデッドニングという作業は欠かせないものなのです。

~デッドニングによる効果~
私はミニバン車に乗っていますが、やはり最初は音質が良くありませんでした。これは、ハイグレードなスピーカ―への交換やハイパワーアンプなどを導入したけれども、根本的な解決にはならなかったと言う事です。納車から半年ほど経ちインターネットで情報を集め、重い腰を上げてデッドニング作業をDIYで行う事に決めました。
最初は手始めにどの程度、音質が変わるのかを実感したかったため、DIYで両側フロントドアのみを作業する事にしました。インターネットで事前に必要な道具を揃え、施工方法も予習していたため作業にはそれほど時間は掛かりませんでした。
気になる効果ですが、両側フロントドアのみの施工だったのにも関わらず、音質が向上した事がハッキリと分かる結果となりました。
まず、車全体が空き箱を叩いた様に振動する感じが減ったと感じました。同時にフロントドアからサイドガラスに伝わるビビリ・振動も無くなりました。また、今まではおかしなエコーが掛かっていた様な音がしっかりと纏まり、一つ一つの音がハッキリ聞こえる様になりました。
正直、ここまでハッキリと効果が出ると思っていなかったので、その効果に感動した事を今でも覚えています。
後日、フロントドアだけであれだけの効果があった事からリアドアのデッドニングも施工する事にしました。こちらも施工前と後では比べものにならない程、音質が引き締まり音の向上を実感する事ができました。例えで言うと、今までは車のボディー・フレームから音が出ていた感じだったのが、スピーカーから音が出ているのが分かる様になったという感じでしょうか。こんなに音が変化するとは思ってもいませんでした。
また、内張にグラスウールなど防音材を貼り付けた事で、外部からの雑音も減った様に感じました。外への音漏れは格段に減ったと思います。デッドニングを行った事で、スピーカーやアンプ本来の力が発揮できる様になったと実感しています。

~どんな車にオススメか~
基本的には、軽自動車から高級車までデッドニングを行う事で音質の向上は見込めると思いますが、高級車などは予め防音材などの部分のコストがカットされていない事が多いため、劇的に音質の向上を実感する事は少ないかも知れません。逆に私の様なミドルクラスの車や軽自動車などのコストカットを多く行っている車には劇的な音の変化を実感できると思います。特にミニバンの様な空間面積の広い車にはオススメのチューニング作業と言えると思います。
私の場合デッドニングによって音質が向上した事を期に、さらに綺麗な音質で音楽を聴きたくなった為に天井やリヤゲート、ボディーの床面にも防音処理を行いました。半年前の車とは比べものにならないくらい、車の質感もアップした様に思えます。DIYで行うには少々の手間が掛かりますが、工賃も浮きますしそれ以上に得る物が大きいと感じています。